ここはバルーン簡易空撮(マルチブログ本館)の一部で空撮情報のブログ(別館)になっています。

人文字の撮影

先日、近くの奈良の高等学校で人文字の撮影をしてきました。

人文字の撮影は久しぶりでしたが、先生たちの協力もあり、風も弱く無事に撮影できました。前回の撮影の時は人数が1000人もいたので全員が定位置に付くまでにかなりの時間が掛かり、そのうちに風がどんどん出てあせった思い出があります。

時間が掛かると生徒も飽きてきたり、トイレに行きたくなったりするので、手際よくいろいろなアングルで撮る必要があります。

この分野は飛行機による空撮がほとんどを占めていますが、時間や日程に融通がきいて、じっくり撮影できるバルーンによる空撮が向いていると思います。

 

 

颪(おろし)

今日のテレビを見て初めて下に風と書いて颪(おろし)ということが解りました。六甲おろしは阪神タイガースの応援歌として有名ですが、他には関西では比良おろしなどがあるようです。

冬の季節風が山にぶつかり雪を降らせ、その後山を越えて吹き降ろす乾燥した冷たい風のことを言うようです。なるほど日本海側の地域ではあまり聞かない言葉な訳ですね。

神戸の空撮は風の読みが難しく苦手なのですが、山が海の近くまで迫っているので、海から吹くか山から吹き降ろすかのどちらかの風が吹き、風の治まる時がなかなか無いからです。

風の少ない地域その2

調べていて1番意外に思った風の少ない場所は高知市です。高知は太平洋に面していてかなり風の強い場所と思っていました。

確かに室戸岬あたりはかなり強いですが、高知市も安芸市も1.7~1.8m/sで風が少なく空撮向きな地域です。四国では次に風が少ないのは愛媛の松山市で2.0m/s前後です。

残念ながら四国の中で高知県だけは行ったことがありませんが、機会があれば撮影に行ってみたい場所です。

風の少ない地域その1

バルーン空撮の最大の敵は風です。広い障害物の無いところで風速3m/s以下、通常の撮影で2m/s以下、パノラマ撮影で1m/s以下が望ましい風速です。実際の風は細かく強弱しますのでひとつの目安です。

当社のような仕事をしていないと、風の微妙な強さを感じることは日常ではあまり無いかと思います。海岸沿いに住んでいる人などは風速3m/sでも今日は風があまり無いと思う人も多いかと思います。

県庁所在地の風のない地域を調べてみたら、奈良市がTOPで年平均1.4m/sです。周りは山に囲まれていて、海は当然無く、大きな川もないという環境が大きいのではと思います。昔の人がここに都を築いたひとつの理由かもしれません。

通常は日中に気温が上がると風が出てきますから、奈良市の場合は午前中の早い時間はほぼ無風であり、夕方も風が早めにやむことが多くあります。

と言うわけで奈良の撮影の仕事は大歓迎です。

黄砂の季節

空撮は天候に非常に影響を受けます。天気や風・霧・霞・陽炎などが主な物です。その他には都会のスモッグとか一度だけ秋田で経験したシベリアの大森林火災の煙の影響などがあります。

ところがここ数年もっと手ごわい障害が現れました。それは黄砂です。先週辺りからニュースでも取り上げてますが、中国の砂漠からの砂が季節風に乗って日本にやってくるようになりました。粒の大きい物は日本に来る前に落下してしまうので、日本に飛んでくるのは粒子の細かい砂だそうです。

昨年、朝早く岐阜の撮影に向かった時に彦根辺りで日が昇ってきました。しかし、一瞬太陽と解らないほど黄色く不気味な物に見えました。幸いその日は岐阜では撮影に影響がありませんでしたが、関西は1日霞んでいたようです。

気象庁のホームページにも黄砂情報が載るようになりましたので、これからの時期は天気・風・黄砂と3つの予報とにらめっこになります。